英語環境にいない社会人でも英語の発音を独学で改善する方法があるとすれば、試してみたいと思いませんか?
僕は、カナダ・トロントにワーキングホリデーで約8ヶ月滞在していました。
帰国後は薬剤師として働き始め、日常的に英語を使う機会はほぼゼロの環境でした。
しかし、それでも英語力は落ちるどころか、発音を軸にスピーキング力とリスニングがむしろ伸びたと実感しています。
ワーキングホリデーから1年経ち、再度カナダに渡航した際、現地の友人からは
「なんでそんなに英語話せるようになったの?」
と驚かれるほどでした。
英語環境がない社会人にも関わらず、なぜ発音を中心に英語力を底上げできたのか。
これまでの学習を棚卸ししてみると、いくつか共通する理由が見えてきました。
この記事では、英語環境ゼロの社会人が、ネイティブに発音を褒められるようになるまでに実践した勉強法を、実体験ベースで紹介します。
今回の記事を最後まで読むことで、
「仕事で忙しく留学に行けない」
「独学で発音を伸ばしたい」
そんな社会人でも今日から実践できる方法を知ることができます。
ぜひ最後まで見て行って下さい。
英語環境0の社会人が独学で発音力を磨けない理由

社会人が発音を独学で伸ばそうとすると、多くの人が地図を持たずに山を登る状態になります。
スピーキングやリスニングにつながる発音力を身につけるには、正しい順序を示した地図が必要です。
「仕事が忙しく、英会話教室に行くためのまとまった時間が確保できない」
「とりあえず効果がありそうなシャドーイングをしとこう」
そんな状態に陥りがちです。
そもそも独学で発音力を磨くといっても、正解がわからない方が多いのではないでしょうか。
「シャドーイングに30分取り組んで、やった感はある。けど実際に効果があったのかわからない。」
「フィードバックがないから発音が正しいのかわからない」
と、挫折してしまう方が多いと思います。
しかし、こうなってしまうのはあなたの努力不足ではありません。
英語環境がない社会人でも、正しい順路を辿れば、発音力を向上させることは可能です。
【結論】英語環境がなくても発音力は伸ばせる
英語環境がない社会人でも、会話に困らない発音力を身につけることは可能です。
では、いったいどのように身につけるのか?
それは、
①達成できる小さい目標とその先にある大きな目標を立てること
②日常生活にうまく組み込む
によって可能になります。
独学で発音力を伸ばす鍵は、目標設定にあった
目標を立てることは、あらかじめルートを決めて登山するのと同じくらい重要です。しかし、ほとんどの方が目標を立てない、もしくは目標の立て方を間違っているのいずれかに該当すると思います。
具体的には、
「なんとなく日常会話ができるレベルになりたい」
「3ヶ月で英語を話せるようになる」
「1年でネイティブ並みにペラペラになる」
といったものがよくあるパターンです。
しかし、「ペラペラ」や「日常会話ができる」などは、すごく曖昧な目標ではないでしょうか?僕の経験上、「日常生活」の定義を説明できる方はほとんどいないです。
また、大きな目標を短期間で達成しようとしてしまうのも、よくある間違いの一つです。
では、どうすればいいのか?
それは
大きな目標とそれを達成するまでの小さい目標を立てる
といったことが必要になります。
日常会話ができるようになるという目標の場合
この場合、まずは日常会話(大きな目標)の定義を決めましょう。
僕の場合、日常会話とは
専門的な話はできないが、自分の想いを伝えられる。議論ができる
という状態を指します。
次にこの大きな目標を達成するためには、何が必要なのか(小さい目標)を考えましょう。
小さい目標はアウトプットすることによって明らかになります。ちなみに、ここで言うアウトプットは、大きな目標に実際にチャレンジすると言うことです。
実際に日常会話をする中で、
「リスニングできないから何を話してるのかわからない」
「自分の意見を理解してもらう発音力がない」
などさまざまな課題が浮かび上がってくると思います。
これらの課題を一つ一つ乗り越える(小さな目標を達成する)ことで、日常会話(大きな目標)をできるようになります。
ここまでは目標を決める重要性、決め方について解説しました。しかし、これだけでは不十分です。何が必要か?
発音力アップの登山道を一歩ずつ歩いていく仕組みが必要になります。
毎日1%進むというマインドセットが、発音学習を続けさせる
大きな目標達成のために、「毎日1時間取り組む」と決めて取り組む人いますよね。
僕自身がそうでしたが、このパターンは8割失敗します。
1%だけでも目標に向かって進んでいくことが非常に重要と言いました。しかし、大きな目標に対してではありません。僕の定義は
小さい目標に対して1%
です。
大きい目標に対して1%と定義すると、習慣化をすることが難しくなる。

具体例を挙げるなら、
「日常会話ができるようになるために、仕事終わりの3時間を英語に充てる」
と決めた当時の僕がいい例です。笑
最初は、モチベーションが高かったので続きましたが、1週間後1時間しかできなかったことがありました。一度達成できなかったため、モチベーションが落ちるのはすぐでした。下り坂を転がるようにどんどん勉強できなくなり、結局2週間後にはやめてしまいました。
どうしたら学習を続けられるかを考え、実行していくうちにある事実に気がつきました。
マインドセットによる習慣化が、学習効果を最大化する
僕が取り入れたマインドセットは、
「小さな目標に対して1%でも進んでいく」×「結果はすぐにでない」
です。
例えば、
野菜を育てようとする時、1日やそこらでは耕すことはできませんよね?
まさにこの考えが発音力向上に当てはまります。
無形の価値のあるものを得ようとする場合、耕すには長い時間がかかる
と理解しておきましょう。
この考え方ができるようになれば、習慣化は自動的にできるようになります。具体的な方法は、他の記事にしているので参考にしてください。
発音力のような無形のスキルは、短期間では成果が見えません。
だからこそ、
「小さな目標に対して1%進む」
「耕している期間だと理解する」
この2つのマインドセットが、習慣化を支えてくれます。
焦ってしまっていた過去の自分へ
毎日1時間の英語学習を目標にして、努力できる方は本当にすごいと思います。
少なくとも、何もせずに諦めているわけではありません。
僕自身も同じように、
「これくらいはやらないと意味がない」
と思って、毎日高いハードルを課していました。
でも、途中でできなくなったとき、
一番しんどかったのは
「自分は続けられない人間なんだ」と思ってしまったことでした。
今振り返って思うのは、
大きな目標を達成できるかどうかは、
才能ではなく、どれだけ長く続けられたかで決まるということです。
僕が紹介してきた「1%」の考え方は、
未来の自分のために、今日ほんの少しだけ耕す、という感覚に近いです。
毎日1%進むことは、
すぐに結果が出る投資ではありません。
でも、確実に積み上がっていきます。
だから今日は、
「完璧にやる」よりも
「1分だけでも触れる」
それで十分だと思っています。
「無理して続ける」デメリット
毎日1時間無理に続けていると起こる最大の弊害は、
自己肯定感の低下
です。
僕の場合、1時間できない日があると、「僕はこんな目標でさえ達成できない」「ダメなやつだ」と思い込んでしまい、継続的に発音学習に取り組むことができなくなりました。
そんな状況に陥らないためにも、毎日1分でも学習に取り組む意識を持つことが重要です。
事項からは、僕が実際に実施している学習方法をお伝えします。
毎日3分を続けて結果が出た発音学習
このパートでは、僕がネイティブに褒められる発音力を身につけた「毎日3分学習」を紹介します。
英語字幕の動画で簡単3分発音学習
僕はアメリカのプロバスケットボールが好きで、よくインタビュー動画や試合中の会話(Mic’d up)を見ています。3分間動画を視聴し、一言一句聞き取れなかった部分や気になった言い回しをシャドーイングするようにしています。
ポイントとしては、動画を見る行為をトリガーにすることです。
この方法に取り組む中で自分がかっこいいと思う英語を話す人を見つけたら、その人が話している動画でひたすらシャドーイングをしていました。
この方法のメリットは、始めるハードルが低く、継続して取り組めることです。僕の場合、3分だけシャドーイングのはずが、気がついたら30分続けていることもありました。笑
今日から自分の好きな映画や動画を使って、まずはこれだけに取り組んでみてください。自分自身の課題が見えてきて、英語力がどんどん上がっていきますよ!
まとめ
英語の発音を独学で改善したい社会人にとって、一番の壁は「正しいやり方がわからないこと」と「継続できないこと」です。
留学後に英語環境がなくなっても発音力が伸びた理由を振り返ると、
特別な教材や長時間の学習ではなく、小さな目標を設定し、それを日常に組み込んだことがすべてでした。
毎日1時間の勉強を目指して挫折するよりも、
毎日3分だけ英語の音に触れる。
完璧な発音を目指すより、まずは「聞こえた音をそのまま真似する」。
この積み重ねが、スピーキングやリスニングの土台となる発音力を育ててくれます。
英語環境がなくても、独学でも、社会人でも、
正しい順序で続ければ発音力は確実に伸びます。
もしこれから英語学習を始めたい、発音をやり直したいと感じているなら、
今日からまずは好きな動画を3分だけ見て、気になった一言を声に出してみてください。
それだけで十分です。
英語の発音は、短期間で仕上げるものではなく、毎日の積み重ねで改善していくスキルです。

コメント